アロマテラピーの基礎知識
ハーブ利用法
ハーブ利用法
ハーブティー:温浸剤の作り方、冷浸剤の作り方
ハーバルバス:全身浴、半身浴、部分浴(手浴、足浴)
蒸気吸入(ハーブ)
フェイシャルスチーム(ハーブ)
芳香浴(ハーブ)
湿布(ハーブ):温湿布、冷湿布、アイパック、フェイスパック
チンキ(ハーブ):内用チンキ、外用チンキ
抽出油(ハーブ):温浸油、冷浸油
軟膏(ハーブ)
ハーブパウダー:パック剤の作り方&方法、ゴマージュの作り方&方法
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ハーブ利用法
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ハーブティー:温浸剤の作り方、冷浸剤の作り方
ハーバルバス:全身浴、半身浴、部分浴(手浴、足浴)
蒸気吸入(ハーブ)
フェイシャルスチーム(ハーブ)
芳香浴(ハーブ)
湿布(ハーブ):温湿布、冷湿布、アイパック、フェイスパック
チンキ(ハーブ):内用チンキ、外用チンキ
抽出油(ハーブ):温浸油、冷浸油
軟膏(ハーブ)
ハーブパウダー:パック剤の作り方&方法、ゴマージュの作り方&方法
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ハーブティー
ハーブティは香りの効果と飲むことによる薬理効果が楽しめます。立ち上がる香りを嗅ぐことで鼻から微量の揮発性成分(精油)が吸収され、においの化学分子は嗅覚の神経経路を通って脳に到達し、穏やかなアロマテラピー効果が期待できます。さらにティーに溶け出す水溶性成分(タンニン、フラボノイド、ビタミン、ミネラルなど)は消化管から吸収されます。

ハーブティには、熱いお湯を使う「温浸剤」と、水で抽出する「冷浸剤」があります。ハーブティを飲用することで有効成分が体内に吸収されやすく、とくにビタミンやミネラルなど栄養素の摂取に最適です。口内炎や、咽頭炎、胃炎など消化器系に炎症があるような場合は、炎症部位に直接作用させられるという利点もあります。

ハーブには薬理成分が含まれています。ハーブによっては、たとえば妊娠中、授乳中は使用を控えたほうがよいもの、医薬品と併用してはいけないものなどがあり、持病や治療中の病気がある場合は医師に相談をするなど注意が必要です。
温浸剤の作り方

1) ティーポットに細かくしたハーブを入れます。
2) 沸騰をした熱いお湯を注ぎ、フタをして(花や葉は3分間、種子や根は5分間)抽出します。
3) 茶こしを使って温めておいたカップに注ぎます。

*鍋を使用する場合

1) 鍋に水を入れ沸騰させる。
2) 火を止めてから、細かくしたハーブを入れ、フタをして(花や葉は3分間、種子や根は5分間)抽出します。
3) 茶こしを使って温めておいたカップに注ぎます。

ドライハーブなら、ティーカップ1杯分(約150〜180cc)に対してティースプーン山盛り1杯程度。フレッシュハーブならティースプーン山盛り2〜3杯程度、指で2〜3つまみ程度が基準。軽く洗ってよく水気を切ったあとカットする。フレッシュハーブの場合はあまり細かくすると青臭くなるので適当に。手のひらで軽くたたくと香りがよくなる。

冷浸剤の作り方

「水だし」という方法です。お湯をしようしないため高温で抽出する成分(カフェイン、タンニンなど)の溶け出しが抑えられます。

1) ガラス容器などに細かくしたハーブと常温の水を入れる。
2) 容器にフタをして常温で6時間抽出します。
3) 茶こしを使ってカップに注ぎます。

*使用する容器はあらかじめ熱湯消毒などを行い、雑菌が入らない注意が必要です。

*ハーブはハーブティをつくる直前に使う分だけ細かくするようにしましょう。
*ハーブティに含まれる有効成分は、体内で吸収されたあと約6時間後に排出されるそうです。一度に何杯も飲むより、時間をあけて1日に3〜4回に分けて楽しむほうが有効です。
*ハーブティには過剰に飲み過ぎてはいけないものもあります。1〜2週間続けて飲んだら一度休憩して1週間ほどのブランクをあけることも必要です。
*たとえば下痢など体調が悪くなったら、飲むのを控えます。

よつばのクローバー ハーブティのブレンド例

元気になりたいとき:
ペパーミントローズマリーレモンヴァーベナレモングラスレモンバームなど

安眠したいとき:
ジャーマン・カモマイルリンデンスペアミント、ラベンダーなど

風邪をひいたとき:
ペパーミント、ラベンダー、ジャーマン・カモマイルなど
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ハーバルバス
ハーブの水溶性有効成分を利用します。布の袋やティーパックにハーブを入れて直接浴槽のお湯に入れる方法と、別に温浸剤をつくってお湯に混ぜる方法があります。

お湯につかることで毛穴が開き、血液の循環もよくなるのでハーブの成分が体内へ吸収されやすくなります。ハーブの種類によって保湿や美肌といったスキンケア効果、自然に湯気を吸い込むので蒸気吸入の効果もあるようです。全身浴の場合はややぬるめのお湯(38〜40℃)でゆっくり入浴します。
全身浴の方法

1) 細かくしたハーブ(20g)を木綿の袋かティーパックに入れます。(または熱湯を注いで10分間以上抽出して濃いめのハーブティをつくる)
2) 浴槽のお湯に袋かティーパック(またはハーブティをこしたもの)を入れてから入浴します。

半身浴の方法

浴槽にはったお湯(少なめ)にハーブを入れて、みぞおちあたりまでつかる方法です。全身浴よりも心臓など体への負担が軽く、長時間入浴するのに適しています。肩などを冷やさないように渇いたバスタオルなどをはおりましょう。

部分浴の方法

ハーブを入れたお湯に手や足だけをつける方法。手足の冷えや疲れ、足のむくみなど部分的に効果があるだけでなく、全身の結構が良くなるので疲労回復や冷え性の改善に役立ちます。とくに足浴は効果が大きく、お風呂に入れないときのケアに適しています。

よつばのクローバー手浴法

1) 洗面器にハーブを入れて熱湯を注ぎ、5分間以上抽出します。
2) 水でお湯を適温に調節し、両手首から先をひたします。冷めてきたらお湯を足します。

よつばのクローバー足浴法

1) 両足が入るバケツなどにハーブを入れて熱湯を注ぎ、5分間以上抽出します。
2) 水でお湯を適温に調節し、いすに座ってくるぶしの上あたりまでをひたします。冷めてきたらお湯を足します。


ニコニコ ハーバルバスの使用例
あれた肌のお手入れ:ジャーマンカモミールローズ
消臭、殺菌:セージタイム
歩き疲れた足に:ペパーミントなど
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蒸気吸入(ハーブ)
ハーブに含まれる精油など成分を熱湯で揮発させ蒸気とともに吸い込むのが蒸気吸入です。鼻やのどの粘膜に有効成分を直接作用させることができるほか、蒸気の温熱による血流促進効果や保湿効果も期待できます。

アロマテラピーでも精油を用いて行いますが、メディカルハーブを使用すると作用が穏やかで刺激が少ないため、小さな子供や高齢者のケアにも使えるというメリットがあるそうです。
蒸気吸入の方法

1) 洗面器にハーブを入れ、熱湯を注ぐ。
2) 蒸気を逃さないように頭からバスタオルをかぶり、深呼吸するように湯気を鼻と口から吸い込みます。

*揮発性成分が目の粘膜を刺激するおそれがあるので、必ず目は閉じましょう。また、お湯の温度が高いので、顔を近づけすぎないように注意が必要です。
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フェイシャルスチーム(ハーブ)
ハーブの揮発成分と蒸気の効果を利用し、皮膚に潤いを与える、引き締めるなどの効果が期待できます。方法は蒸気吸入と同様ですが、10分間を限度に、肌が敏感な人は5分ほどで様子をみます。またフェイシャルスチームは週2回に。それ以上は肌にとって逆効果となる場合もあるようなので注意しましょう。
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芳香浴(ハーブ)
ボウルなど適当な容器にハーブを入れ、熱湯を注ぎ、蒸気を立たせます。アロマテラピーの芳香浴と同じように、ハーブの香りが部屋に広がります。蒸気が空気中に拡散するので、部屋の乾燥を防ぐ、抗菌作用をもつハーブなら室内を除菌するといった効果もあるようです。

耐熱容器にハーブを入れて、水を足し、下から温める方法もあります。ただし、火を使う場合は注意してください。
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湿布(ハーブ)
ハーブに含まれる水溶性の有効成分を利用する方法で、ガーゼなどの布に浸剤を含ませて体に直接当てます。「有効成分が皮膚から体内に浸透して作用する」「有効成分が皮膚に直接作用する」などの作用が期待できます。湿布は作用がおだやかなので、子供やお年寄りにも安心して使えます。

筋肉痛やこり、捻挫、軽度の火傷の炎症のほか、皮膚への直接効果があることから美容目的で使うこともあるようです。
温湿布の作り方&方法

1) 鍋に水を入れ沸騰させる。
2) 火を止めてから細かくしたハーブを入れ、フタをして10分間抽出します。
3) ざるを使ってこします。
4) 冷めないうちにガーゼなどを浸し、軽くしぼって患部に当てます。

患部を温める効果があるので、筋肉痛や肩こりといった血液の循環を良くしたい症状や、慢性的な症状、炎症などに適しているそうです。

冷湿布の作り方&方法

1) 温湿布と同じようにハーブから抽出し、冷蔵庫で冷やします。
2) ガーゼなどを浸し、軽くしぼって患部に当てます。布が冷たくなくなったら取り替えて、湿布を数回繰り返します。

ねんざや打撲の直後、軽いやけどなど患部を冷やしたい急性症状に適しているそうです。

アイパックの作り方&方法

1) 冷湿布の手順で冷やした抽出油にカット綿を浸し軽くしぼる。
2) 目を閉じてまぶたにカット綿をのせる。
3) カット綿の上から指で軽く圧迫します。

疲れ目、充血などのケアに。

フェイスパックの作り方&方法

1) ハーブ3gを細かくして鍋に入れ、熱湯100mlを注ぎ、5分間抽出する。
2) 茶こしをつかってこす。
3) 冷めてからフェイスパックシートに含ませ10分間パックします。

日焼けのケアなら冷湿布、肌の乾燥には温湿布がよいそうです。パック前には必ず洗顔をしておきましょう。


ポッ 湿布の使用例

肩や腰など痛みのある場所:ジャーマンカモミール、マリーゴールド、ローズなど
目の疲れ:ジャーマンカモミール、ラベンダーなど
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チンキ(ハーブ)
ハーブの有効成分をアルコール(エタノール、エチルアルコール)で抽出する方法。水溶性と脂溶性両方の成分を取り出せます。アルコールを使うことで成分の体内への吸収が早い、長期間(約1年間)保存できるなどの利点があります。

エタノールには濃度によって消毒用エタノール(濃度76.8〜81.2%)、エタノール(濃度95.0〜95.5%)、無水エタノール(濃度99.5%)があり、チンキをつくるときには無水エタノールが適しています。度数の高いウォッカ(40度以上)も使用できるそうです。
植物内用チンキの作り方&方法

1) ガラスのビンにハーブを入れ、ハーブが完全に浸る量のアルコールを注ぐ。
2) ビンのふたを締めて、1日1回ビンを振って中身を混ぜながら2週間漬け込む。
3) 茶こしまたはガーゼを使ってこし、保存容器に入れる。
4) チンキ数滴をカップ1/2杯程度の湯またはハーブティにたらして内服します。有効成分がよく吸収されるほか、アルコールの成分で体が温まるそうです。

植物外用チンキの作り方&方法

チンキを水で薄め、鎮痛や消毒などの目的で患部に塗る方法。ローションなど美容目的に利用することもできるそうです。(美容用には植物性グリセリンを加えることもあるようです)

1) 内用チンキを精製水で4〜10倍(用途によって濃度が異なる)に薄めます。
2) 患部に塗布、または湿布します。

*希釈したチンキは冷暗所に保存し、1週間程度に使い切るようにしましょう。

*漬け込み用のガラスビンや保存用のビンは雑菌が入らないように必ず煮沸消毒しましょう。また光や酸化による成分の変化を防ぐために、遮光性のビンを使い、しっかりと密閉して冷暗所で保存します。
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抽出油(ハーブ)
植物油を使って精油やカロチノイド、ビタミンEなどハーブの脂溶性有効成分を抽出する方法です。スキンケアやマッサージ用のオイルにも使い、ミツロウと混ぜて軟膏にもできます。

*抽出油では植物油の酸化に注意が必要です。10%ほどの小麦麦芽油を加える方法もあるようです。また、保存には密閉できる遮光ガラス瓶を使いましょう。抽出中のハーブが空気に触れないようにすることも雑菌の繁殖防止になります。約3ヶ月保存できます。
温浸油の作り方&方法(例)

1) ハーブを細かくしてボールに入れ、ハーブが完全に浸る量の植物油を注ぐ。
2) 水を入れた鍋を火にかけ、沸騰させます。1)のボールをその湯につけ、ガラス棒でときどき混ぜながら30分以上湯煎します。
3) 茶こしかガーゼを使ってこし、抽出油だけを保存用遮光ビンに移します。

冷浸油の作り方&方法(例)

1) 広口のガラスビンにハーブを入れ、ハーブが完全に浸る量の植物油を注ぐ。
2) ビンにしっかりフタをして日光の当たる温かい場所に置き、1日1回ビンを振って中身を混ぜながら2週間漬け込みます。
3) ビンの中身をガーゼを使ってこし、ガーゼに残ったハーブもよくしぼります。
4) 新しいハーブと3)の抽出油をビンに入れ、同様にさらに2週間漬け込みます。
5) ビンの中身をガーゼでこして、抽出油だけを保存用遮光ビンに移します。

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